水色の小さな花が可愛らしいイヌノフグリ
いよいよ桜の開花宣言が発表された福岡。
新型コロナウイルスの影響で自粛ムードが広がるなかでも、着実に春は巡ってきています。
春の草花の中でも我が家の庭にいち早くお目見えするのが、この水色の小さな花。「イヌノフグリ」です。
背丈の低い花なので、ほかの植物が生えてくる前に出てくるという話も聞いたことがあります。
そうじゃないと他の植物の陰に隠れてしまい日が当たらないから、というのが理由だそう。
植物は自分が目覚める時期、ぐーんと成長する時期を知っているのですね。
イヌノフグリが見られるのは、毎年2~6月頃。
草丈はだいたい10センチ~20センチほどです。
イヌノフグリとオオイヌノフグリの違いは?
ちなみにイヌノフグリは在来種であるのに対し、オオイヌノフグリは外来種。
昨今は、外来種のオオイヌノフグリが多くみられるそうです。
その違いは「色」と「大きさ」で見分けられます。
イヌノフグリは淡い紫に近い色。
オオイヌノフグリは鮮やかな水色。
イヌノフグリの花の直径はおよそ3~4ミリ。
それに対して、オオイヌノフグリの花の直径は1センチほど。
我が家の庭に咲き誇っているのは、間違いなくオオイヌノフグリですね。